AIブラウザCometは買い?20年目のPMが本質を語る

AI & テクノロジー

どうも、おゆです。

最近、エンジニア界隈で「AIブラウザ」って言葉をよく耳にするようになって、ずっと気になっていたんですよ。特に、あの対話型AI検索で有名なPerplexityがリリースした『Comet』が面白いと聞いて、これは見過ごせないなと。

正直なところ、最初は「ブラウザにまでAIって、本当に必要なのかな?」と少し懐疑的でした。長年連れ添ったChromeから乗り換えるのは、それなりにエネルギーが要りますからね。でも、このCometのコンセプトを調べてみたら、これは単なる流行りものではなくて、僕たちの情報収集のやり方を根本から変えてしまうかもしれない…そんな大きな可能性を秘めていると感じたんです。今日はそんな僕の興奮と、少し冷静なPM目線での分析をお届けできればと思います。

Cometは「検索しない」ブラウザ体験への招待状

結論から言うと、Cometは「検索キーワードを探す手間」から僕たちを解放してくれる新しい相棒だと感じましたね。

僕たちは普段、何かを調べるとき、無意識に「検索エンジンが理解しやすいキーワード」を頭の中で組み立ててから入力していますよね。でもCometは、僕たちの自然な疑問や質問をそのまま投げかけるだけで、PerplexityのAIが文脈を理解し、ウェブ上の情報を要約して答えを直接提示してくれるんです。

これは、従来の「キーワードで検索 → 表示された10個の青いリンクを一つずつ開いて答えを探す」という一連の作業を、ごっそりショートカットしてくれる感覚ですね。情報過多のこの時代、エンジニアやPMにとって「時間」は最も貴重な資源ですから、この体験は非常に価値があると感じます。

なぜ今、AIブラウザなのか?僕が感じた3つの理由

1. 情報収集の「質」が変わる

Cometの素晴らしいところは、単に速いだけじゃないんです。AIが生成する回答には、必ず情報源へのリンクが明記されています。これにより、要約で全体像を掴んだあと、気になった部分だけを深掘りして一次情報を確認できる。これは、情報の信頼性を担保する上で非常に重要なポイントですね。まさに、スピードと正確性の良いとこ取りだと感じます。

2. 「タブ地獄」からの解放

リサーチをはじめると、気づけばブラウザのタブが50個くらい開いていて、どれが重要なのか分からなくなる…エンジニアあるあるですよね(笑)。Cometには「スペース」や「コレクション」といった機能があって、関連するタブや情報をテーマごとに自動で整理してくれるんです。これはまるで、散らかった仕事部屋を優秀なアシスタントが片付けてくれるような感覚。思考がクリアになって、本来集中すべきタスクに集中できるのは大きなメリットですね。

3. シームレスなAIとの対話

ブラウジングしているページの内容について、そのままAIに質問できるのも強力です。例えば、英語の技術ドキュメントを読みながら「この専門用語を、初心者にも分かるように例えて説明して」なんて無茶振りもできる。わざわざ別タブでChatGPTを開く必要がないこのシームレスさは、一度体験すると元に戻れないかもしれません。

ツール導入の「苦い記憶」とCometへの期待

ここで少し、僕の失敗談をさせてください。

もう10年ほど前ですが、僕がPMを務めていたチームで、鳴り物入りで登場した多機能なプロジェクト管理ツールを導入したことがあるんです。「これで生産性が爆上がりするぞ!」と意気込んで導入したんですが…結果は惨敗でした。

機能はたしかに豊富だったんですが、あまりにUIが複雑で、覚えることが多すぎた。結局、チームメンバーのほとんどが使いこなせず、気づけばみんなが慣れ親しんだシンプルなスプレッドシートに戻ってしまっていたんです。この経験から学んだのは、ツールは「何ができるか」よりも「日々の作業にどう溶け込むか」が何倍も重要だということ。どんなに高性能でも、使うのが苦痛では意味がないんですよね。

その点、Cometは「ブラウザ」という僕たちが毎日使うツールがベースになっているのが上手いなと感じます。特別な操作を覚えずとも、いつものブラウジング体験の延長線上で、自然とAIの恩恵を受けられる。この「学習コストの低さ」と「体験への溶け込み方」こそが、過去の多機能ツールが越えられなかった壁を、Cometが越えられるかもしれないと感じる理由なんです。

各ブラウザとの立ち位置比較(おゆの独断)

読者の方が意思決定しやすいように、僕の視点で既存のブラウザと比較してみました。

特徴CometChrome + 拡張機能Arc Browser
AI統合◎ (ネイティブ)△ (拡張機能で追加)◯ (一部機能統合)
情報整理◎ (スペース/コレクション)△ (拡張機能次第)◎ (スペース/分割表示)
エコシステム△ (発展途上)◎ (拡張機能が豊富)◯ (Chrome拡張利用可)
カスタマイズ性
学習コスト最低
思想情報収集の効率化万能性と拡張性新しいブラウジング体験

【おゆの眼】Cometが狙うのは「ブラウザの再発明」

ここからは少しPM的な視点で、Cometの裏側にある設計思想や今後の市場について考察してみたいと思います。

Comet、そして開発元のPerplexityが目指しているのは、単なる「便利なブラウザ」を作ることではないと感じています。彼らが狙っているのは、Googleが築き上げた「キーワード検索広告モデル」からの脱却であり、「情報収集のOS」としての地位を確立することではないでしょうか。

ArcブラウザがUI/UXの斬新さで「ブラウジング体験」を再発明しようとしているのに対し、Cometは「AIによる情報処理能力」という全く別の角度からアプローチしています。これは非常に賢い戦略ですね。

今後の市場を考えると、GoogleがChromeにどこまで本気で生成AIをネイティブ統合してくるかが大きな焦点になります。しかし、広告モデルがビジネスの根幹であるGoogleには、ユーザーを自社サイトに留めずに回答だけを提示するCometのようなモデルを、すぐには真似しにくいというジレンマがあります。この隙に、Cometが「リサーチや学習に最も強いブラウザ」という独自のポジションを築けるか。非常に興味深い局面だと感じています。

もちろん、長年かけて築かれたChrome拡張機能という巨大なエコシステムから離れることへの抵抗感や、企業によってはセキュリティポリシーの問題など、普及へのハードルはまだあります。愛猫の写真を整理する便利な拡張機能が使えなくなるのは、個人的にも少し寂しいですしね(笑)。

まとめ:新しい情報収集の旅に出てみませんか?

Cometは、まだ荒削りな部分もあるかもしれませんが、僕たちの情報収集のあり方を大きく変えるポテンシャルを秘めた、非常にエキサイティングなツールだと感じます。

特に、日々大量の技術ドキュメントや市場レポートを読み解く必要があるエンジニアやPMの方にとっては、強力な武器になるはずです。僕もこれからメインブラウザとしてしばらく使ってみて、日々の業務にどう活かせるか試してみようと思います。まるで、初めてロードバイクで知らない峠道に挑戦する時のような、ワクワクした気持ちですね。

もしあなたが今の情報収集の方法に少しでも非効率さを感じているなら、Cometという新しいブラウザで、思考のショートカットを体験してみてはいかがでしょうか。

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